2026.02.03不透明でも確かなこと【園長のひとり言】
このたび、和光会の稲葉大輔理事が衆議院議員選挙(静岡8区)において当選いたしました。地域の皆さまからのご支援に心より感謝申し上げます。
現在、社会は先行きが見えにくい時代に突入。物価上昇(インフレ)は、家計を静かに締めつけます。AIは、社会を一気に便利にします。でもこの二つが同時に進むとき、暮らしは楽になるどころか、むしろ「先が読めない」という感覚がきっと強まっていきます。
便利になるほど、変化は速くなる。変化が速くなるほど、私たちは足場を失いやすくなる。これが現代の公式です。
そして、この不確実性は、大人だけの問題ではありません。子育て世帯にとっては、日々の負担となり、子どもたちにとっては「どんな社会を生きるのか」がますます見えにくくなる。
だからこそ、子ども時代の土台が問われているのだと思います。こうした現場の声が国の制度や施策に反映され、少しでも子どもたちの育ちが守られる社会になることを願うばかりです。
もちろん、私たち保育の現場の頑張りも同じくらい大切です。今後、国全体として子ども観や子育て観がより成熟していくと仮定して、保育園やこども園が専門性をさらに高め、一人ひとりの子どもの育ちを支える営みを積み重ねていくことなしに未来は変わりません。
多様化する価値の中で、すべての子どもがそれぞれの個性を力に変え、自分らしく成長し活躍していける理想の社会。その出発点は、乳幼児期にあります。
だからこそ私たちは、どんな時代であっても子どもたちが安心して育ち、自分の未来を信じられるような日々を、保育の現場から紡ぎはじめるのです。それはAIにはできないことかもしれません。