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2022.07.01理論的な保育【園長のひとり言】

保育業界の常識が情緒的だというお話。多くの保育園やこども園、幼稚園では色々なことが経験側でおこなわれています。それは、それで悪くないのだけれど、あまりにも偏りすぎているって思います。その結果として保育の方法が形骸化したり、手段と目的を見誤ったりします。そもそも専門職である以上、学術や科学的な要素は不可欠なはず。

例えば、お箸を使い始める年齢が園によってバラバラなのは情緒的な証です。でも、ココでは何度もお伝えしているのですが...手や足の指が小指から順に発達していき、親指と人差し指は一番あと。そして、お箸を器用に使える発達が、おおよそ5歳までおとずれないことを考慮すれば保育園で2歳とか3歳からお箸を使いはじめるなど学術的にありえません。お箸や鉛筆を正しく持てない小学生が数多くいることを考えれば、なお更。もっとはっきり言うと保育園や幼稚園が子どもの発達を無視して感覚的に保育したおかげで、誤った習慣が身につけてしまっているのです。

だからこそ私たち保育者は日々アカデミックに保育の「なぜ」を考え、そして子どもやそれを取り巻く社会環境の変化に敏感となる必要があるのです。

いきなりだけどココでクイズ。せっかくなので保育の「なぜ」を一緒に考えてみましょう。下の2つのうち散歩(保育)の道具として積極性が高いのは、どちらでしょうか?

ヒント①:利用するのは0歳~1歳児くらい。ヒント②:散歩の目的は、園内にない風景や刺激に触れること。

答えは、来月にお伝えします!

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