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2022.06.01世界との差【園長のひとり言】

今、世界でおきていること、と日本の未来。エンデミックがアメリカや欧州で進む一方で未だパンデミック真っ只中の我が国では当然のことながら、ほとんどの国民が初夏にも関わらずマスクをして過ごしています。感染者や重症者数は他の先進国と大差はないけれど超高齢化した社会では、安全運転がウケるのかもしれない。検討だけで何もしなければ批判も少ないし、きっと選挙では票が取れるでしょう。

例えば鎖国政策。6月になっても、まだ一日の入国者数の上限を定め、また外国人観光客も旅行代理店等を受入責任者とする添乗員付きパッケージツアーしか認めないとのこと。

アレ?水際対策って本来はウィルスを国内に入れないように、ではなく医療ひっ迫が起こらないための時間稼ぎだったはずでは...未だそれらが整ってないみたいです。ちなみに令和4年6月6日現在で東京都の病床使用率は約18%だけど、ね。

せっかく「観光魅力度ランキング」で日本が初の世界1位となり、コロナ前唯一の成長産業といえる観光産業を起爆剤に経済を健全化させる大チャンスも、4兆円を超えると言われる訪日外国人旅行消費額も、どぶに捨てているかのよう。日本が世界から劣後するのも納得です。外国為替市場で1ドル=130円台とという歴史的な円の下落は、アメリカとの金利差だけが原因ではないのかもしれません。

と、ぎゃーぎゃー言うのは、高齢者目線で神経質におこなわれてきたコロナ対策が結果として、重症化リスクの低い若年層や子どもたちを巻き添えにしてきたから。2年間も青春を謳歌したり暮らしを楽しんだりできず、学ぶ機会さえ喪失させたことに苛立ちを隠せません。

それらは当然、結婚や出産にもネガティブな影響を与え、出生児数の減少(84万人※過去最少)という形で表面化しています。もちろん、今後社会が健全になれば多少のリバウンドはあるかもしれません。が、地政学リスクやマクロ要因、とくにサプライチェーン問題(流通の不具合)、資源価格の高騰によるコストプッシュインフレが長引き、さらに賃金が上がらないことで経済がリセッション入り、不景気になったとしたら...。

コロナがさっても、今度はその後遺症、経済的な打撃が出産や子育てに深刻な影響を与えかねないのです。そろそろゴールポストを動かすのはやめて、世の中が明るくなる政策がおこなわれることに期待したいです。

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