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2022.01.11新たな年で願うエンデミック【園長のひとり言】

新たな年を迎えて思うこと。それは2年間続く不自由さからの解放です。マスクを外せないこと。旅行に行けないこと。気軽に友人と外食できないこと。早く自粛という言葉を聞かなくて済む日々を望みます。

でも、少し雲行きが怪しい。せっかく秋以降に感染者数が落ち着き、いつもの日常へ戻りつつあったのに、年末から既に欧州やアメリカで猛威を振るうオミクロンとか言うアレが日本でも増加しています。

またか、と怖くなる人。弱毒化してインフルエンザと同じだから心配ないと感じる人。感覚は人それぞれですが、日本のメディアは、また「火事だ」、「火事だ」と煽ることでしょう。

私は、どちらかと言えば楽観的な方かもしれません。もちろん、できる限りの感染対策には努めます。ただ感情はともかくとしてサイエンスで考えれば、人類は長きに渡ってウィルスと共存してきたこと。天然痘も黒死病もスペイン風邪だって克服できたから今がある訳で、その上に科学や医学の進歩を加味すれば必ずエンデミックがおとずれるはず。

そもそもデルタ株の何倍かしらないけれど、感染力が強いというだけではこれほど垂直的に感染者が増えるはずはなく、少なくとも罹患者が寝込むような重度化せず、ある程度自由に動け人と接触できなければ、1か月足らずでこうはなっていない。1日の感染者数、アメリカで100万人とかイギリスで20万人とかね。日本と二桁、三桁違います。が、今のところ両国とも強い行動制限はしないらしい。すぐに蔓延防止だ、緊急事態だ、人流抑制だと騒ぐ国との違いに驚きます。

どちらが正しいのかは分かりませんが、少なくとも前首相のワクチン接種の加速化政策は効果的だった思います。接種率が高まるに連れて、人流が抑制されていないのに、飲食店が賑わっていたのに、何より気の緩みがあったにも関わらず、みるみる感染者数が減少したのだから。

さて、この先の日本は…。未来は誰にも分かりません。感染症の専門家にだって、おそらく分からないでしょう。もし海外と同じ傾向を辿るとしたなら、この先数週間で1日3万とか5万人のようなレベルで感染者数は増えていくことになります。その際に問われるのは、この2年間の経験と教訓を活かせるかどうかです。

大人ならまだしもこれ以上子どもたちの貴重な体験機会が奪われないように、マスク越しの表情に欠けたコミュニケーションがいつまでも続くことがないように心から願うばかりです。

あ、言い忘れてしまいましたが発生源の南アフリカは既に収束し始めています。それを考えると、これから1か月半、2月後半くらいまでが勝負となるかもしれません。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/world-data/

※「食のこだわり」の続きは2月号で

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