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2020.04.10感染症と社会インフラ【園長のひとり言】

新たな年度のはじまり。いつもならこの時期にえられる高揚感が、何だか乏しい。理由は皆さんと同じ新型コロナウィルス。姿の見えないウィルスへの恐怖と先行き見えない外出自粛要請は、多くの人の心にストレスを与えていきます。

 

この状況のもと、こども園は社会で一体どの様に役割を果たしていくべきなのでしょうか。もしも感染拡大防止の観点だけで考えれば学校と同じように休園、一択です。現に一部の保育関係者や左寄りの野党議員さんたちからは、学校へ一斉休校要請が出された際に、こども園の子どもを差別するのか、と声があがっていました。

 

もちろん子どもの生命や安全に差をつけてはならないと思うし、刻々と状況が変化しているので何が正しいのか分からないけれど、少なくとも学校とこども園を多くの子どもが集まる場所というカデゴリーで、一緒くたに考えるのはナンセンスだって思う。対象年齢の違いはさて置き、そもそも社会的役割が異なるのだから。

 

その大きな相違はこども園が教育や保育機能に加えて、保護者の就労支援機能を有しているところにあって、その意味で言えば鉄道や水道と同じ社会インフラの一部だと言えます。つまり、山手線や田園都市線で考えたら分かりますが簡単には止められない。こども園の機能は人々の生活や経済活動と密接に結びついているのです。

 

では、どうすべきなのか…難しいことは、よく分からないけれど、まずは生命を守ること。それは、感染者を出さないとかゼロにするのではなく指数関数的な感染爆発により医療を崩壊させないことなのだと思います。しかも経済をある程度維持した状態で、それを実現しなければなりません。さもなければ多くの会社やお店が先に潰れてしまいます。

 

だとすれば、私たちこども園がとるべき行動は、衛生管理を徹底して、関係機関と緊密な連携しながら冷静に保育し続ける以外にありません。

 

ただ、状況が大きく、そしてネガティブに変化すれば、これらの意見を全部撤回するかもしれないし、休園だってするかもしれません。それでも、過剰な反応やヒステリックに対応は致しませんので、ご理解ご協力のほどよろしくお願い致します。

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