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2019.04.01新たな時代を生きる【園長のひとり言】

新元号「令和」の発表が、新たな時代のはじまりを予感させます。そしてAIとかビックデータとか科学技術の進歩は私たちの生活を物凄いスピードで劇的に変化させていくはずです。Society 5.0ってやつ。

 

これまで人類は狩猟社会(Society 1.0)からはじまり、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、そして現在の情報社会(Society 4.0)へと進歩してきました。

 

そして、これからやってくる超スマート社会では、今の情報社会で必要な自ら情報へアクセスしたり分析、判断したりする作業すらいらなくなるらしい。5Gに代表されるような通信技術の発達と膨大なデータを蓄積しての処理が可能となることで、全ての人とモノがつながり、様々な知識と情報が共有され新たな価値が生み出される時代になると言われています。例えば車の自動運転とかお店からレジがなくなり自動で決済されるとか。

 

そうなれば当然、私たちの生活は一変していきます。英オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授は、この先10年で今ある職業の半分はPCやロボットが取って代わるようになると言います。つまり、今ある職業の多くが社会から消えてなくなってしまうのです。

 

一方、高度な判断やコミュケーションが必要とされるものや高い想像性や芸術性が求められるものは、どんなにテクノロジーが進歩してもなくならないと言います。

 

たからこそ考えなければならないのは、今の子どもたちはそういった未来で生きていかなければならないということです。

 

ついつい私たちは自分たちが生きてきた昭和や平成の時代の価値観に縛られてしまいます。もちろん、それらの時代に敬意を払うことは大切です。が、それを子どもたちに押し付け過ぎてしまうのは少し危険です。

 

例えば小学校教育を前倒しておこなう幼児期の読み書きそろばん。確かに昭和の時代から幼児教育として、それらに傾注する幼稚園や保育園は多かったし、もしかしたらこれまでの社会では、それなりの効果があったのかもしれません。私は、全くそう思わないけれどね(笑) でも、これからの時代にその続きをするのは時代錯誤。求められるのは、他者との協同性だったり想像力の豊かさだったりするのだから。

 

やっぱり、それらの育ちを支えるのは豊かな遊びや生活、対話なのだと思うのです。最新の研究でもそう言われているし、ね。

 

と、言うことで今年度も豊かな遊びと生活にこだわって保育して参りますのでご理解のほど、よろしくお願い致します。

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